自立生活センターとは?



NPO法人沖縄県自立生活センター・イルカの事務所の看板の写真

1972年、カリフォルニア州バークレーに、障害者自身が運営し、障害者に介助者サービスなどを提供する 「自立生活センター(Center for independent living,  以下「CIL」)」が初めて設立されました。その後1980年代以降、CILは日本にも急速に広がり、現在では全国130ヵ所前後のCILが活動しています。

沖縄県自立生活センター・イルカは、沖縄県初のCILで、CILの理念にのっとり、障害当事者が運営し、重度の障害があっても地域で自立した生活ができるよう、自立生活プログラムやピアカウンセリングをはじめ、様々なサービスを提供しています。

CILが掲げる「自立」の概念は、 一般的な自立とは多少異なり、「自己選択」「自己決定」「自己責任」ができること(精神的な自立)が「自立」とみなされます。障害があるからといって諦めることなく、どこで誰とどのような生活をし、どのような人生を歩むのかを、自分自身で決めて自分自身で責任をもつという「生き方(=自立生活)」を、あなたの選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

重度の障害をもっていても、十分な経験や知識を身につける機会さえあれば、エンパワメントされ(自分らしく社会生活をおくる本来の力を取り戻し)、やがて地域社会へと羽ばたき、本来のあるべき姿、自分らしい自分を取り戻し、それぞれが活躍の場を見いだしていける、との信念のもと、私たちは活動しています。

イルカ紹介ビデオムービー


制作:大分大学大学院 黄天琪(インターン)

2015年8月制作

自立生活スナップショット


金城太亮さんがパラグライダーに挑戦!

パラグライダー装着のため、呼吸器を取り外している金城さん
石垣の青空に羽ばたく金城さんのパラグライダー
インストラクターに操作の指示をしながらパラグライダーに乗る金城さん


NPO法人沖縄県自立生活センター・イルカ   住所:沖縄県宜野湾市伊佐4-4-1   Tel:098-890-4890   Fax:098-897-1877